2017年06月04日

第二言語としてのドイツ語を学ぶセミナーに行ってきた

パートナーの会社が主催した無料のセミナー、
「第二言語としてドイツ語を学ぶ」という
テーマのセミナーに出席した。その会社のほとんどが、
ドイツ人ではないため、どうやってドイツ語を学ぶか?
についてが題材だ。

いろいろ思うことがあったので記事に。
講師は、アメリカ人男性・57歳。
これを聞いただけでお分かりであろう。すごいと思った。
53歳でアメリカを出て、ドイツに移住。理由は出会った女性、
つまり今の奥さんがドイツ人で二人でドイツに移ることを
4年前に決意したためだ。

アメリカ人は、日本人同様、母国語以外話せない人が多い。
話す必要がないし、国を出たりもしない、多言語の必要性が
そもそもないのだ。

しかも53歳という年齢でドイツ人女性と結婚し、
ドイツに移住までしてきたというツワモノ。
移住時はドイツ語0。全くドイツ語は話せなかった。
移住してきてから、ドイツ語コースに通いだす。
もちろん周りの生徒は、自分の孫か娘・息子の年齢。
そんなアウェイな中で学校に通う、何も言いたいことが
言えない環境、どんなにしんどかっただろうと思う。

今現在の彼は、ドイツ語でドイツ人相手にプレゼンが
出来るまでになったという。普段も英語を話すよりも
ドイツ語を話す機会の方が多いらしい。53歳で4年間で
そこまでに達するのは並大抵の努力ではない。

ただ私には役立たない内容だった(笑)。
けど面白かった!

- 彼にとって初めての第二言語がドイツ語
私の第二言語は英語だ。彼がいろいろ説明してくれた
通じない苦労等々のことは既に英語で経験済み。
ドイツ語を学ぶというのは私にとって三カ国語目。
二か国語目と三カ国語目というのはだいぶ違う。

更にヨーロッパのように、ほとんどの人が、基本
2か国語話せたりすると、ドイツ語は3か国語目だったり
するし。聴衆のほぼ全員がヨーロッパ人だったので、
アメリカ人が講師というのは、いささか疑問だった。
個人的にはイギリス人がドイツ語を学んだバージョンを
聞きたかった。アメリカ人だからこそ話も面白かったけど。

- アメリカ人であるという事実
誰も異論を唱えていなかったが、私もこれに同意する。
アメリカ人であるということは、どこに行っても強い。
新しい国ドイツに来た際に、比較的受け入れられやすい
から、ドイツへの移住も楽に感じたという。国籍によっては
最初から差別されたり、苦境に立たされることが多い。
つまりグリーンカントリーから来た有利さ。
多分日本人もそれに値するけど、日本人の場合、見た目が
中国人・韓国人・日本人と同一に見られるため、正直、
あまり意味ないかなとも思う。

このことを大っぴらに言う人がいない中、それを述べた
彼のオープンさはさすがアメリカ人だと思った。

- 英語がネイティブという強さ
ドイツで意味ないじゃんって思われるかもしれないが、
国際的な仕事をしていれば、英語で全てが行われる場合も
少なくない。そんな中、英語がネイティブできちんと文章も
書けて、話せるという能力は高く評価される。
ドイツ語を学び始めた初期はそれに助けられたと言っていた。
確かにこれは正しいかも。仕事していれば余計に。

- 間違えてもいい、直さないで欲しい
更に彼は間違ったままのドイツ語でもいいと断言している。
もちろん人によって注力すべきエリアは違う。
彼の場合、ドイツ人の奥さんのお母さんと話したいという
強い思いを持っていた。間違えていても、コミュニケーションが
成立しさえすればいい。現時点でも、100%理解しているわけ
ではないけれど、70-80%理解出来て会話が成立すればいい
と考えているらしく、わからないところだけ聞けばいいし、
100%理解できるのは無理だと。

この考え方、私の英語に似ている。
私も英語ネイティブと議論・ビジネスする際、おそらく
90-95%は理解している。100%ではない。でも全て英語で遂行
出来るし、100%になろうと思っていない。

彼が言っていたのは、奥さんにもドイツ語を直されたく
ないと。der/die/dasが間違っても、指摘しないでくれと。
君は僕の奥さんであって先生じゃないからと。
ちょっと気持ちわかるなーって。私もパートナーが
英語ネイティブだが直してほしいと思ってない。
分からないところは聞くし、彼が話す表現から学んでるけど、
先生と生徒じゃないし。

- 言語との付き合いはステージがある
最初は大好きだったのに嫌いになったり、他人になったりする。
言語との付き合いとはそういうもので、いつも大好きなままでも
嫌いなままでもなく、突然分かるようになって好きになったり、
言いたいことが言えなくて嫌いになったりする。
そうやって成長していくものだと。
うん、私もこれに同意。

53歳でキャリアも積んできて、突然言語が分からない国に
住むことになり、自分は赤ちゃん以下の言語レベル。
それを乗り越えて、今ドイツで楽しく暮らしているこの
講師、すごいと思った。彼のHPを見たら、アメリカ人向けに
カウンセリングも行っているようだった。

まさに彼が経験した、何もわからない状況、言語が出来ない
という初めての経験を外国でするというアメリカ人もいる
だろう。自信家な彼らだからこそ、それをどうやって乗り越えるか
前任者の話を聞けたら勇気が出るに違いない。

私には直接役立つものじゃなかったが、面白かった!
posted by Logray at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 5-4. ドイツ語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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