2017年01月29日

ビジネスの基礎とは?

前職でもうっすら思っていたけれど、現職でさらに
色濃く感じるのは、ビジネスの基礎がない人があまりに多い、
このヨーロッパ(実体験のみに基づいてます)。

もしかして求められていないのかもしれないけれど、
専門性を重視するあまりにこうなっているのかもしれない。

そうなるとMBA、意味ありげ。

私の知る限り、周囲では、大学で専攻したものを
職業にしている人がほとんどだ。つまり大学時代、
18歳から、下手するともっと前からどんな職業に就くか
決めており、その職業に就くために勉強している。

日本のように文学部からプログラマーになる!なんて
ことは、ほとんど存在しないわけだ(あ、もう時代が
変わって今の日本ではこういうのないのかもなー)。

ドイツで3-4社(フリーランスも含めて)で働いてみて、
ドイツ人だけでなく、ヨーロッパ各国の人たちと一緒に
仕事してみて気づいたのは、「ビジネスの基礎がない」
人が多いこと。

専門分野については恐らくプロなんだろうけれど、
それ以外の分野についての知見がない人が非常に多い。
最も大事なビジネスはどうやって回っているのか、どうやって
この会社はお金を稼いでいるのか、利益はどうやって出て
いるのか?そういう根本的なことを気にせずに働いている人が
すごく多いのだ。

特に会社の文句を聞いていると、それを顕著に感じる。
ビジネスサイクル、基礎、どうやって会社が回っているかを
考えたら出ないような文句を言っている人が多数。

前職の場合、ほぼ全員がプロで自分の仕事に誇りを
持っている人が多かったので、この人たちビジネスのセンスが
なさすぎてやばいと思ったが、現職では、この人たち
専門も中途半端な上に、会社の文句を言ってることで
繋がっててやばいと感じている。

THE日本の会社で働いたことがないので、大企業だと
どんな研修を受けるのかは不明だが、少なくとも日本の
企業では、企業側が新人研修なり、社員に積極的に
ビジネス知識をつけるように働きかけてるように思う。

欧州では、私が見ている限り、そういうものが存在しない。
いいボスに出会わない限り、この人たちビジネスのセンス
ないまま専門分野の経験だけ積んでいくんだろうなと
思ったらなんだか哀れというか、先が見えるなーって
思えた。

もしかしたらマネージメント層に就く人たちは、
そもそも受けている教育やラインが違うのかもという説もあり。
だが、普通のスタートアップや中小企業なら、
平社員で入社して、日本の会社同様、10年後くらいに
ダイレクター層になるので、彼らはどこかで気づいているのか、
気づかないままダイレクターをやっているのか。

自分でビジネスのセンスが必要だってことに気づける人が
この中でどれだけいるだろうってのも怪しい。でももしかして
そういう人がMBAに来てるのかもなって思ったり。

MBAで一気にビジネスセンスがつくわけでも何でもない。
だけど少なくともそういう経験がある人たちと触れる、
そういうことを考えるチャンスがあるという意味でMBAは
意味あるなーって今感じている。

20代前半から後半で、ビジネスセンスがないまま、誰にも
教わる機会も持たずこのままキャリア積んでいくんだー
って思うと、なんだか…。

アドバイスしたほうがいいのかしら?とおっせかいながら
思いつつも、専門分野でプロだって自負している人が
多いので、それも難しかったりね。インターンですら、
自信満々ですから(笑)。いいことなんだけど、前の記事に
書いたこと同様、自信ありすぎて成長のチャンス逃してる人
多いよなーってのも事実かな。
posted by Logray at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 5-3. フルタイムのお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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